国宝の古楽を守る!「曽侯乙编钟」の音源デジタル化を実现 湖北省
ソース:人民网日本语版作者: 2023-03-13 10:41
2400年以上の月日を経た青铜制の编钟(古代中国の打楽器で、音高の异なる复数の钟を枠に吊るしたもの)は、今も人々に心地よい音色を聴かせてくれる。湖北省党委员会宣伝部と湖北省文化観光部の指导に基づき进められた「伝统楽器デジタル化」プロジェクトで、このほど、「曽侯乙编钟」(戦国时代初期の诸侯の墓から出土した编钟)の原寸大复制品からの音源収録が完了した。この音源は、永久保存されることになるという。
「伝统楽器デジタル化」プロジェクトは、「インターネット+中国文明」のスタイルで実施される中国文化财の全メディア普及计画だ。同プロジェクトは、文化财级の民族楽器や贵重な楽器音のデジタル保存と活用にフォーカスして、贵重な伝统楽器の楽音や楽谱のデジタル化・保管および音色の采集保存と古楽谱研究分野における保护事业と科学的普及を重点的に展开していく。
1978年に湖北省随州で出土した「曽侯乙编钟」は、古代の「楽器の王」とされている。编钟1组に计65个の钟が吊り下げられており、重さは5トンにも达する。钟は、3层8组に分かれて吊り下げられ、全体の音域は5オクターブ半に及ぶ。これまでに中国国内で発见された编钟の中でも、钟の数が最も多く、保存状态が最も良好で、音律が最も整っており、最も重厚なもので、「湖北省博物馆の至宝」とされている。また、「曽侯乙编钟」は、「一钟二音」という特徴を备えている。つまり、1つの钟で2つの异なる音色を出すことが可能で、当时の世界最高峰の音楽演奏を実现していたとみられている。
编集:董丽娜
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